LIVE配信の動画配信ビジネスですが、ライバーは何も、個人事業主と呼ばれる人ばかりではなく、企業であることもあります。
例えば、株主総会という物は企業が開催し、株主を一つのエリアに集めたうえで今後の会社の方針を説明し、株主の方に対して意見を求めますが、実はこの方式、近年ではあまり機能していないのではないかと言われています。
その理由は、株はものすごく株を所有している大株主にはとても強い権限がありますが、あえて大株主と言われる人物は発言をしないというケースが多く、大株主が発言をしないのではそれに続く株主は、発言を控えるという問題があるのです。
発言が自由にできないという状況下にある株主総会に果たして参加をする意味はあるのでしょうか、と言われると恐らく参加する必要はないかと思う人の方が多いはずです。
では、なぜそのような問題が起きるかですが、株を稼げるコンテンツの一つであると仮定し問題を上げていきますと、大株主と言われる人物は、あえて発言をしないことで現状を維持し、会社が混乱しないよう傍観していることが多く、ここで大株主が大きく発言をしてしまうと、その下にいる株主は大株主の判断が間違っていた場合でも恐らく従う羽目になるが故、大株主としては自分の発言で企業がマイナスに傾いた場合、自分よりも下にいる株主が離れ、企業の価値が失われるのを恐れているのです。
逆を言えば、大株主よりも下の株主は、いつでも手を引こうと思えば引けるという立場であるといえます。
自由に発言したほうが得なので、LIVE配信で素性はわからないが間違いなく株主であるものだけが参加できるLIVE配信の方が自由に発言することができる上で発言者がだれであるかわからない方が得であると考えます。
旧来型の株主総会は、発言者の顔が出ているため、大株主がその下の発言者に対して圧力をかけるなどの他、自分に味方するように取り入るなどの問題もあるため、匿名性があるLIVE配信の方が得であると言えます。
LIVE配信は顔を特定されない仕組みを取り入れたり、音声からですら人物を特定できないようにすることができるため、実は個人事業主となりライバーになって稼ぐということ以外にも、LIVE配信はその機能を生かすことができます。
その一例の一つが株主総会になり、大株主の存在を気にすることなく自由に発言し、企業側もそれら発言者に対して気軽に答えることができますので理想的なシステムであると言えます。